カメラマン
駅伝・マラソン等の移動中継のバイクカメラマンは、中継に携わるスタッフの中でも間違いなく、最も選手に近いところでカメラワークしています。その為、通常の中継業務以上に必要なものがあります。
- 選手との距離の保持
- 中継システムの構築と実戦
- 優れた技術と状況判断
- 悪天候や厳しい状況での集中力
- 自己の体調管理も含め丈夫な体
が必要となりますが、なによりやる気とチームワークですね! 若さやエネルギーも大事ですが、なにより経験が財産となります。出先のカメラの事だけでは無く、全体が見える人であってほしいです。
ドライバー/ライダー
駅伝・マラソン等のロードレースに携わり、その移動中継車やオートバイカメラを運転する方たちは、更にカメラマン方よりプラスして、いくつかの条件が加わります。免許条件や安全運転はもちろんのことですが・・・
- 選手との距離
- 車輌の管理
- 大まかな放送機器システムの理解
- レースの進行状況の把握
- 前方にある中継所の状況確認
- 随行する車輌の位置関係
- 一般車両の走行状況
- コース沿道で応援される人たちの行動確認
- 警察や陸協の方々との事前打ち合わせ(超、大事)
等など、きりがないくらいありますね。理想は、車輌の運転の上手い下手より「危険な状況」を感じ取れて、レース状況の先を読み、危険に対する心構えがあり、それに対応できる人です。
G-BOX 林田